平凡なサラリーマンはお金を増やしたい

サイドFIREを目指す30男の生き様(金策と検討)

FIREを目指す前に状況を整理すべきです②

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前回からの続きです。 

経緯が分からなくても読めるようにしていますが、経緯が気になる方は前記事を見ていいただけると嬉しいです。

保有資産があるなら資産運用でランニングコストを打ち消せる

FIREを目指す人なら、無視できない登竜門。それが資産運用です。

分散投資を長期的(10-40年)に積み立て続けると平均4%に収束するという統計結果があります。  FIREが爆発したキッカケとなった研究結果です。 

私が先程まで計算していた必要資産が更に小さくなり、一般の会社員が努力すれば達成できるようになります。(下記で計算します)

が、あと少しの一歩が足りなかったりギリギリとなってしまい、予想外の事態に対応する余力が無い資産で勝負する事になります。その課題を誰もが軽減できるとなれば当然、人口比率の多い会社員はFIREの実現性やリスク回避として資産運用を組み込むわけです。

日本人の多くは投資という言葉に拒否反応を示す人が多いです。私の会社仲間や知り合いでも一定の割合で、「無関心」or「そんな上手い話は無い」の人がいます。

こういう方は大体、勉強不足(言葉の意味が理解できていない)だったりや親からそう聞かされたと言います。(私調べです。根拠はありません)

 

もしかすると人生の先輩方に怒られてしまう言い回しですが、

資産運用をしなかった親世代(現在の60-80歳)の方々と似たような生き方をすれば、同じ結果(人生)にしかならないと思うのです。 

1人の給与では限界があります。

同じ方程式を何度計算しても同じです。

有難く過去の式を経験値として、現代の式へ変えなければなりません。

親世代は残念ながら資産運用へのエントリーサービスが今ほど整っていなかった事もあり、知識が無いと参入できませんでしたが、今は有難いことに沢山あります。

素人でも簡単です。

なので、恐れずに調べた上で参入すべきです。

 

【必要資産-方程式(Side収入有)(資産運用あり)】

段々、見にくくなってきていて申し訳ないのですが、これが最後の計算です。

【前提】

・FIREは35歳から82歳とする。(47年)

・Sideによる収入を月3万円とする。

【計算】

{「①一月あたりの必須支出」-「④Sideによる収入」-「⑤資産運用による収入」}×「12か月(固定値)」×「②生存年数」<「③必要資産」

⇒ここで、「⑤資産運用による収入」は、「③必要資産」×4%ルール(0.04)÷12(4%は年利のため月換算))に展開できる。 また、長いので「③必要資産」を「③」とする。

⇒{9万円-3万円-(「③」×4%ルール(0.04)÷12(4%は年利のため月換算))}×12か月×(82-35年)=「③」

⇒(6万円-(「③」×0.04÷12)×564=「③」

⇒6×564-「③」×0.04÷12×564=「③」

⇒3384-1.88「③」=「③」

⇒3384=2.88「③」

1175万円<「③必要資産」

 

先に言わせてください、FIREの時期感をフォーカスするのが目的でした。(前記事)

計算の都合上、保有資産の取り崩しを度外視しています。

ただ、状況に合わせて変わるため100点を目指した計算に意味は薄いです。

FIREの目安を出す事に意味があるのです。

 

なるほど。あと5年で1175万円を貯めるのは大概の会社員が努力すれば可能ですね。

資産運用とSideによる収入を加味すれば、最低限の必須支出を会社員が数年で実現できる事がイメージできました。

 

終わりに

今回の整理はいかがでしょうか。 

5年なら嫌な仕事も頑張れませんか?

もっと早く終わらせる為に副業にアプローチしてみませんか?

詳しい方からすると「いやいや、こんな概算じゃ話にならないよ」と思うかもしれまん。

伝えたかった事は、「会社がもうイヤだー。こんなのを定年まで働くのか?」と私のように嘆く同志に、「Side FIREなら思ったよりも不可能ではないです、心を病む前に行動を起こしましょう」という事です。

 

実際には、社会制度や保険、税金など、沢山の要素を考慮する必要があります。

(それぞれが数記事になる程伝えたい事なので、別記事で記載します)

そうなると1175万円では足りませんが、世間で言われる程無理ではないという事が分かるはずです。

 

以上になります。 2ページに渡り感謝を。