平凡なサラリーマンはお金を増やしたい

サイドFIREを目指す30男の生き様(金策と検討)

平凡会社員のFIREは支出が命運を分ける

 

FIREでは、月1万円の支出が必要資産の300倍

Side FIREやCoast FIREにて収入を得るFIREの場合は、毎月の収入によって影響を制御できますが、資産運用にウエイトを置いたFIREの場合、当然年利4%で計画している以上、

1万円の増加が年換算で12万円で、12万円を0.04倍率で取得する訳ですから、300万円の資産運用が成功し続け無いといけない訳です。

一般的な会社員であれば300万円は1,2年でやっと貯蓄できるレベルです。

その1万円、会社員1,2年分の努力の価値に見合いますか?

 

この重さを噛みしめて必要な支出を考えていきます

勿論、生きていて楽しくない切り詰め方は本末転倒です

FIREは人生の幸福度を上げるために目指すのだから!!

コウちゃんさん(管理人)の家計簿

突然ですが、私の先月の家計簿を公開します。(これからも公開しますが)

皆さんに情報共有をすると同時に私の生き様(生き恥?)を書き連ねるブログですので、私がFIREに向けてどのような状況なのかを示さないと情報の信頼度が上がらないと思います。 先ずは5秒程度適当に眺めてください。

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コウちゃんさんのマネーフォワード

※収入と収支はブログ初心者なので一先ず消しました。今後公開するかもしれません。

先月の支出は14万円程でした。

過去記事「FIREを目指す前に状況を整理すべきです」で、私の必須支出は9万円です。

とか説明していたのに14万円となっていますね。

これには、キチンと理由があります。

①月3万円のウェルスナビという積立分散投資は必須支出ではない。

②月1.35万円の奨学金は39歳で支払を完済する。(因みにあしながなので利子0)

③プロバイダ変更で通信費が一時的に5千円かかっている。(キャッシュバックあり)

上記の4.85万円を引くとほぼ9万円という訳です。

 

参考までに③の通信費として先月のデータを載せます。

2021年10月の通信費は6833円でした。という画像。

202110のマネーフォワード通信費

各項目の纏め方となりますが、

私は面倒なので食費や生活に必要な消費物を全て日用品にカテゴライズしています。

Amazonや娯楽で使ったお金は全て、書籍にカテゴライズしています。

 

理由としては、2つあります。

マネーフォワードは電子決済した明細を基にカテゴライズし家計簿を作成します

ただ、自動カテゴライズも完璧ではない為、私の場合Amazonの中で購入頻度が高い電子書籍や頻度の低い他の購入品を上手く区別できない時があったのです。

欲しい情報は精密なカテゴライズではなく、生活消費や娯楽費という粒度の集計である。

 

欲しい情報の粒度と自動カテゴライズの修正にかかる手間を天秤にかけて、上記のように項目を纏めている訳なのです。

 

私のオススメする切り詰めポイント

家賃

当たり前田のクラッカーです。(あ、通じます?)

FIREする人で月々賃貸料金を支払う人もいますが、経済的合理性なら断然中古戸建です。 戸建てについての説明は書きたい事があるので別途記事にします。

優先A
駐車場

冒頭の300倍の話を聞いても尚、FIREで駐車場代を支払のであれば相当なお方です。 人それぞれの事情があると思いますが、削れるなら見直すべき点です。

優先B

通信費

(自宅PC有)

モバイル通信機の料金は政治でも問題になるぐらい高いです。

PCを自宅で持っている方でFIRE目指すなら格安SIM+固定回線がオススメです。 

優先C

家賃は言うまでもありませんが、念のため簡潔に補足します。

総務省のレポートで単身者の月支出の平均は15万円です。

賃貸大手ホームズの公開情報では、単身者の家賃相場は5万円(15万の支出に占める割合は33%)です。

割合が大きい所から削る方が効率的である事は当然として、減らし方に再現性があります。贅沢を言わなければ誰でもできるという事です。

コスパ順序を記載します。

実家 > 中古戸建 > 中古マンション > 賃貸

私の一押しは中古戸建です。

伝えたいことが沢山あるのでこの後に記載する別記事を読んでいただきたいです。

駐車場は割愛します。

通信費ですが、わざわざ現地に言ったりして確認する事なく情報を得るという行為は、非常に効率的であるため、通信費は基本的には削るべきではない部分です。

移動費や時間を考えたら常に元が取れる。

ただ、自宅で固定回線を引いているにもかかわらず、モバイルも大手キャリアの通信をしている人がいるのは勿体ないです。

本当に必要な情報の多くは画像と文字ですから、たいしてデータ量を食いません。

モバイルで使い放題が欲しい理由はゲームと動画が99%という所でしょう。

私も仕事でモバイルを使いますが3GBを超えた事が未だにありません。

大手キャリアは4000-6000円ですが、格安SIMなら980-1980円です。

稼ぐ能力の無い人程、支出を支配しなければ負ける

Side FIREの場合、お金のインプットとアウトプットは下記のようになります。

支出要素を労所得・不労所得・固定支出・臨時支出の4つにカテゴライズした画像

支出要素のカテゴライズ

当たり前ですね。 左が大きくないと保有資産が増えないという図式です。

大切なのは、要素を整理してそれぞれの性質を自分の状況に当てはめる事です。

私の場合はコチラ。

労所得・不労所得・固定支出・臨時支出に変動性をコメントした画像

支出要素の性質

それぞれについてポイントを掘り下げます。

労所得 平凡会社員は基本的に時間を生贄に捧げて、対価を得る労働しかありません。やるとしても、バイトやクラウドソーシング、フードデリバリになると思います。特徴は、スキルに依存しないが肉体精神へ負荷があり上限があるという事です。 優先C
不労所得

皆の憧れ。資産運用やITサービスによる広告収入になると思います。

特徴は、収入が不確実でペースが遅い事です。

優先D
固定支出

正確には固定ではありませんが、ほぼ安定して必要となる食費・日用品や水道光熱費・通信費・家賃が該当します。

特徴は、スキルに依存せず確実に実行できるが、生活変更が必要という事です。

優先B
臨時支出

生活費を節約したりバイトで稼いでもココで浪費したら意味がありません。

迷う物にお金を使わない事です。本当に必要な物はお金を厭わないというのは個人的には素敵だと思います。好きな物は知識もあるため費用が妥当である事を納得して支払えるでしょう。ただFIREとしては遠ざかるという事は忘れずに。

特徴は、幸福度の貢献が高く、上限が無い事です。

優先A

 

分かっている事かもしれませんが、

当たり前の結論を敢えて文字や表にすると理由が明らかです。

上記を当たり前だと思った平凡会社員の感覚であれば、優先度が支出に傾いている事が分かります

対応する順序は、臨時支出⇒固定支出⇒労所得⇒不労所得 です。

先に支出に対して手を打たなければ、FIREへの効率は下がる一方です。

 

という事で、支出を改善するためには家計を整理し今を知らなければなりません。

家計簿は絶対に自動化

大体の家計簿は手動でやる意味がありません。 

私もエクセルに昔書き出していましたが、目的を考えると「ここまで精密に書いて何ができるのか?」とアホらしくなりました。

重要なのは、どの分野にお金を使っているかです。

何の商品を購入したかどうかは関係ありません。

例えば、ワイヤレスイヤホンを購入したと記載して、何ができますか?結局、娯楽費としてお金を使ったという事実が、家計簿から読み取りたい情報ですよね。

万が一、そこから先に追跡する場合は、電子決済の詳細を見れば何に利用したか特定できますので、助かることはあれど、困ることはありません。

 

メリット・デメリットを整理しましょう。

 

家計簿自動化のメリット・デメリット

自動化によるメリットとデメリットを表で表示

家計簿自動化のメリット・デメリット

メリットは説明が不要かと思いますのでデメリットを中心に解説します。

手動は、正確性や臨機応変が利きますが、必要な制約が多すぎます。

【自動化導入のデメリット】

①自動化も最初の登録が少し手間です。

クレジットカードや口座情報などの必要な情報を連携できるようにしなければならないため、1時間程度かかると思います。しかしソコさえ超えれば楽に管理です。

②上述した自動カテゴライズ機能も完全ではありません。

偶にズレるので修正が必要となります。

とは言っても0から作成するよりも圧倒的に手間が小さい為、無視できるレベルです。

③マネーフォワードの場合、無料ユーザだと1年間しか遡ることができません。データのエクスポート等も有料ユーザでないとできないからです。

偶に見たくなる時もありますが、見る頻度が低い事と、キャプチャを撮影しておけば終わる話ですから、支出を抑える我々の立場からすると、有料ユーザにしてまで必要な機能ではないかと思います。

 

家計簿管理は、絶対に手動ではなく自動でやるべきなので、私はマネーフォワードを使っていますしオススメします。 手動はやらなくなりますよ。

 

自動化した後はグルーピングして分かりやすく

自動化したら終わりではありません。目的は現状を把握する事です。

また、デメリットで記載した通り家計簿アプリのカテゴライズミスへの補正がありますから、把握するために必要なグルーピングを行いましょう。

マネーフォワードの項目変更操作イメージ画像

マネーフォワードの項目変更操作

家計簿からどの項目にお金がかかっているのか把握する

項目を自分の好きな粒度にカテゴライズができたら、一息ついて頭を切り替えます。

一つ一つの項目に対して、チェックを仕掛けます。

①何故この金額となっているのか

②実は使っていない、無くても良い明細が無いか

③削減する方法が思いつくか

④削減を実行した場合、幸福度が著しく下がらないか

 

自分の生活の傾向が把握できれば、何がいけないのか、自分にとってどこが譲れないのか見えてきます。

この分析結果は今後の判断を行う際に必ず使います。

最後に大事な心構えを書きますので、もう少し読んでください。

 

幸福度と節約を天秤にかける事

幸福度と節約のバランスイメージを天秤で表現した画像

幸福度と節約のバランス

節約は大抵の場合、幸福度が低下する傾向にあります。

しかし、平凡会社員が素早く離脱(FIRE)するためには、必ず向き合わなければなりません。

皆さんのFIreの目的は何でしょうか?

私は幸せに生きたい。死ぬ前に「あーあれは楽しかった」と思える選択をしたいです。

だからこそ、節約を実行する時は、常に幸福度を天秤にかけて判断してください

 

※こういう判断がなくなるので固定費がオススメなのです。(言うの遅いか)