平凡なサラリーマンはお金を増やしたい

サイドFIREを目指す30男の生き様(金策と検討)

自炊すべきかどうかの分岐点

こんにちは、コウちゃんさん(管理人)です。

今日は自炊の素晴らしさと必要性について、改めて喚起したいと思います。

私は可能な限り自炊をしています。

 

 

結論から言います。

自炊の経済的合理性について迷っている方は、

①副業していないなら高単価を除き自炊すべきです。

②副業しているなら自炊せずに副業した方が利益が大きいです。

1行で説明するのが難しいので是非読んで考え方の参考にしてください。

 

自炊しない方が良い人達について

多くの人を迷わせている企業成功者やYouTuberがいます。

「買い物や調理する時間を考えたら自炊するより、店で買った方が効率が良いよ」

コレ、嘘ではないですが誰にでも当てはまる事ではありません。

それは、頑張れば頑張るだけ増える状況の人だけです。

発言している人は、起業家だったりYouTuberという成果物報酬型の仕事だからです。

 

頑張れば頑張るだけ増える状況にある人

頑張るだけ収入が青天井となり、時給単価が正社員(平社員でも)と同等であるならば、自炊しない方が経済的合理性があります。

え?平社員だと時給単価が低いのでは? と思うかもしれません。

通常、会社員は残業以外で給与を増やす手段はなく、残業は上司の許可があって初めて成立します。

つまり、自分の意思でどこまでも増やすことができない以上、いくら単価がアルバイトより高くても勤務時間8時間固定で増えないのであれば、自分の意思でできる仕事をした方が1日のトータルを上回る可能性があります。

自炊分岐点

自炊分岐点

上記のケースでは、単価が会社員より低くても自由に活動時間を制御できる分、1日のトータルが大きくなります。

我々の実世界では、時給単価だけでなく時間軸も含めてトータルで考えなければなりません。

※時間をいかに使うかとも言える。

そのため、時給単価が低くても頑張れる余地があり頑張るのであれば、自炊しない方が良いケースがあるのです。

自炊するかどうかは時給単価のみで考えるのではなく、「自炊に使った時間・材料費」と「自炊の間に増やせる収入・弁当費」を比較して考えます。

 

極端に高い時給の人

高時給5000円の人のケースを記載します。

働いている時に一気に集中して高パフォーマンスを出す事や、プライドが高くなってきているので、自炊すべきか迷う方も多い考えています。

私の会社では「部長クラス」の時給単価となります。

切り分け方としては、平社員が努力して時間の許す限り副業稼働した場合の1日のトータルと比較して、高単価8時間分が超えているかどうかで考えると目の前にいる人間なので意識しやすいと思います。

例えば、平会社員の単価が3000円、副業単価が2500円だとします。

私なら労働フル稼働したら会社労働に加えて一日4時間は副業できる※と思います。

※毎日じゃないですよ!

すると合計(一日の最大値)は、(3000円×8時間)+(2500円×4時間)=34000円です。(画像の下)

自炊分岐点2

自炊分岐点2

34000円を8時間に換算するという事は、時給単価で4250円となります。

高単価の方は、この金額を超えていれば副業で働いた対価を超えて稼げるという事ですから、自炊しないのは経済的合理性から見ても有りですね。

ここまで凄い人なら下手に自炊で疲れて単価を下げない方が良いかもしれません。

実際に部長クラスのような管理職は、緊急時の報告や連絡もあるので、副業をやる余裕は無いかもしれません。

管理職は経営側と言いますが、実は平社員よりも奴隷化しているように思えます。

例:SEの場合、障害があれば夜間・休日に緊急連絡を受けなければならないのにその連絡は残業として手当されません。私は管理者になるように言われてもお断りしますね。

<補足>

社会保険料の折半を含めると会社員と個人事業では差が付きます。

その点も考慮すると、500円ぐらい時給単価に差が広がると思ってください。

※会社員は、時給が500円上がるという意味。

※上記の図(自炊分岐点2)では両社とも会社員ですので差はありません。

 

自炊した方が良い人達について

今度は自炊した方が経済的合理性があるケースですが、残念ながらほとんどの平凡会社員はコチラ側となります。

平凡会社員であり、副業を持たない人

自炊しない方が良いケースでも説明した理由と同じです。

自炊した方が経済的合理性があります。

理由は、自分の意思で残業(収入増加)を選べないからです。

ソコソコ単価が良くても収入の増加が無ければ上限は固定です。

資産を増やすには収入を上げるか、支出を減らすかしかありません

収入が上がらないのであれば、減らすしか経済的合理性は成り立ちません。

勿論、経済的合理性だけで生きてる訳ではなく、あくまでも基準のような考え方です。

毎日固定で副業しなければならないという事はありません。

例えば、残業がある日は自炊無しにして、残業が無い日は自炊という様にその日のトータルで考えれば、時間の問題とも一緒に悩みが解消できる事となります。

夜ご飯に関しては、無意識の内にそうしている方も多いと思います。

あれは論理的に見ても賢い時間の使い方なのです。

 

平凡会社員であり、副業を持つ人

私はこのケースです。

一日のトータルで考えれば答えが出ます。

副業単価と最大活動時間を掛け算した金額が1日のあなた様の最高出力ですので、

その内、どのぐらい頑張るのかによって、自炊分岐点が変わります。

自炊の分岐点3

自炊の分岐点3

会社員の場合、日中は会社員として働いているはずですので、経済的合理性を考えると、お昼は自炊確定です。

※但し、朝活などで副業(利益が伴っている)をしている場合は別です。

副業単価2500円で2時間しかやらないのであれば5000円の増加です。

自炊30分で機会損失した金額は、1時間・2500円の半分・1250円ですから自炊で必要な費用が1250円以内に収まるのであれば30分多く働いて、お弁当を買った方が経済的合理性がある(時間の使い方が上手)となります。

副業をしないのであれば0円の増加です。

自炊30分で機会損失した金額は0円ですから、自炊が0円以内に収まるのであれば、、、、いや、収まりませんので自炊すべきです。となります。

 

ポイント

・副業が無い場合、残業有無で「夜ご飯」を自炊するか調整する事

・会社員の場合、「昼ご飯」と「夜ご飯」は分けて考える事

・副業がある場合、「自炊する時間」と「副業時間」で比較する事

 

自炊と弁当のメリデメ(実際には難しいです)

ここまで収入機会と支出に関して自炊基準を説明しましたが、実は他にも沢山の前提条件を考慮しなければなりません。

今回の比較には細かい部分を省略していますが実際には短期的ではありますが違いが発生しています。(思いつく限り書いてみました)

自炊と弁当のメリデメ表

自炊と弁当のメリデメ表

これだけの理由で、自炊有無を決める事はありませんが、弁当は弁当なりに時間を無駄にするリスクがあるという事が見えると思います。

特に高頻度で買い物が発生する事に気をつけてください!(警告)

「近くのコンビニに~」と10分や15分を累積すると、損失時間が30分ではなく45分になります。

上述した単価2500円ケースの場合、経済的合理性が1250円から625円に引き下がり、700円分の弁当と飲み物を買うと赤字になります

出来る限り回数を抑える対策が無いと、得していると勘違いしている事態になりかねません。

面白いような難しいような・・・ですね^q^

 

終わりに

「そんなもん知ってるよ」という方も多かったかもしれません。

有名な方が口を揃えて言う物ですから、納得ができず記事にしてしまいました

私は、自炊する時としない時を上手く使い分けています。

また、この記事には「タイムイズマネー」という思想も含まれています。

「副業している分、自由な時間を失っているじゃないか」と考える方もいらっしゃいますが、大体そのような方は結局自由な時間に何もしません。何も変わりません。

若輩ながら今まで見てきた人たちは大半はそうでしたので、私はそう考えています。

選択は自由です。敢えて何もしない事もアリだと思います。

資産運用も然り、時間は富を生みます。

自炊しなかった事が資産のどこに響いているのか改めて意識いただけますと幸いです。

 

ここまで読んでくださった方に感謝を。